
最近人気が急上昇しているトランクルーム。
使い慣れている人には非常に便利ですが、初めて使う人は不安に思うこともあるでしょう。
実際、トランクルームの利用に伴うトラブルは起こり得ます。
もちろん、事前に対策すれば全く怖く無いのでこの記事を読んでしっかり対策をしましょう。
今回はトランクルームに関する不安を払拭するため、よくあるトラブルと、未然に防ぐ対策を解説します。
ちなみに、どうしてもトラブルに遭いたくない人には「宅配型のアプリサービス」がオススメです。
面倒な契約や他の利用者との接触が無いのでトラブルに遭うことはほとんどありません。
トラブル1:荷物を運搬中に破損させる
トランクルームの利用で注意が必要なのが、荷物を運搬中に破損させてしまうことです。
特に大型の荷物を搬送する時にうっかり荷物を傷つけてしまう可能性があります。
自分の荷物が傷つくだけならだけならともかく、トランクルームの壁や運搬に使ったレンタカーを傷つける恐れもあり、修繕費を請求されることも・・・
運搬中の破損事故が怖い人の為に解決策をいくつかご紹介します。
運搬オプション付きのトランクルームを利用する
トランクルームサービスの中には大型荷物の運搬をサポートしてくれるサービスがあります。
例えば、人気トランクルームサービス「キュラーズ」なら、無料のシャトルバスでユーザと荷物を迎えに来てくれます。
最寄りのトランクルームのオプションを確認してみましょう。
- ユーザと荷物を無料でお迎え
- 1.6畳分までの荷物を運搬
- 1日3枠1人1回限定
業者に依頼するのもアリ?
最寄りのトランクルームが配送サービスを行っていなければ、自分で配送業者を手配しなければなりません。
「レントラ便」というサービスがオススメで引越し業者に依頼するより安く依頼できます。
「レントラ便」では30分単位からで運転手とお手伝いをレンタル可能。
細かく時間を指定すれば利用料金を安く抑えられます。
金額は30分/3500円~ですが、車代と破損事故のリスクを追うことを考えるとリーズナブルに感じます。
引越し業者と比較すると非常に安いです。
レントラ便「https://rentora.com/system/#truck」より引用
トラブル2:カビ・虫食い・劣化
特に「屋外コンテナ型」のトランクルームによくあるトラブルが「カビ」「虫食い」「劣化」です。
「屋外コンテナ型」は月額料金が安いメリットがあるものの、様々なデメリットがあるのでご注意ください。
鉄製のコンテナは密閉されている為、夏場には高温多湿で蒸し風呂状態になります。
屋外に露出している為、虫の侵入を許してしまうこともよくあります。
預けるべきでない荷物は?
屋外コンテナ型のトランクルームに預けると「カビ」「虫食い」「劣化」を引き起こしてしまう可能性がある荷物をまとめます。
トラブルを防ぐ為、以下のような荷物は預けないようにしましょう。
洋服・布団などの布類
洋服や布団などの布類は湿気が増すことで簡単にカビが生えてしまいます。
虫食いのリスクもあり、「カビ」「虫食い」との相性は最悪です。
ビニール袋に入れて保管する人もいるようですが、カビ対策が不十分であり、あまりオススメしません。
洋服を預けるならトランクルームアプリがオススメです!
本・漫画など
こちらも布類と同様に湿気により簡単にカビが生えます。
ビニール袋で確実に密閉すれば、多少のカビのリスクは低減されます。
本や漫画を預けるならトランクルームアプリがオススメです!
月額200円程度で利用できます。
パソコンなどの電子機器
湿気が多いと精密機器のチップに水滴が集まり、故障の原因になります。
また、コンテナの気温は異常に高くなる危険性がある為、高温により電子機器が故障することがあります。
家具・家電
素材が木製の布製の家具は「カビ」が生える可能性があります。
鉄製であっても多湿により錆びてしまう危険性があるのでオススメできません。
家電も精密機器の故障や、素材が錆びてしまう可能性があります。
これなら預けて大丈夫そう
「カビ」「虫食い」「劣化」の影響を受けにくい荷物は屋外コンテナ型のトランクルームに預けても問題ないでしょう。
「アウトドア用品」、「レジャー用品」、「食器類」、「工具・農具」などは野外での使用が前提とされており、外で保管しても劣化の心配が少ないです。
トラブル3:他の利用者とのトラブル
トランクルームを利用していると時々、他の利用者とすれ違うことがあります。
私は今までトラブルに巻き込まれたことはありませんし、他の利用者と会話したこともありません。
しかし、ネットで多くの利用者の声を聞いていると、利用者同士でトラブルに発展するケースを耳にします。
以下では利用者の声から「これは起こりうるだろう」と思ったケースを紹介します。
トランクルームの出入り口に荷物を置いてしまった
他の利用者とタイミングが重なると、相手の荷物の出し入れを邪魔してしまうことがあります。
利用のタイミングが重なることが珍しいトランクルームにおいて、共有スペースに大型荷物を一時退避させることはよくあります。
たまたまタイミングが重なると他の利用者の迷惑になることも・・・
共有スペースに荷物を退避させておく時は他の人が来る可能性を念頭に置いておきましょう。
駐車スペースのトラブル
屋外型のトランクルームは車を横付けできるのが魅力です。
しかし、複数のコンテナの利用者が車で横付けすると、駐車スペースから出られなくなってしまいます。
お互いに譲り合いの精神で車の移動を優先すればトラブルには発展しませんが、自分の荷物の搬入を優先させるなど相手を思いやらない行為からトラブルに発展することもあるようです。
極力他の利用者と重ならない時間の利用を心がけ、万が一ブッキングしても譲り合いの精神を大切にしましょう。
宅配型ならトラブルに遭遇しない!?
自宅から荷物を発送して業者に任せる「宅配型」のトランクルームであれば、トラブルに遭遇するリスクはかなり低減されます。
- プロが届けてくれるので、配達時の破損リスクは極めて低い。
- 空調の整った室内での保管される為、「カビ」「害虫」の心配も不要。
- 他の利用者と鉢合わせることもなし
布団や漫画を預ける程度なら月額300円〜で利用できるので、非常にリーズナブルです。
まとめ
今回はトランクルームの利用における3つのトラブルと対策を解説しました。
運搬中の破損事故
→慣れない大型の荷物の運搬は業者に依頼しよう。
カビや害虫、荷物の劣化
→屋外コンテナ型のトランクルームに預ける荷物の性質に注意しよう。
他の利用者とのトラブル
→自分の荷物や車の位置に気を配り、万が一鉢合わせたら譲り合いの精神で。
そもそもトラブルの心配をしたくない人には「宅配型」トランクルームをオススメします。
最近はスマホアプリで登録できるようになり、誰でも手軽に安く利用できるようになりました。
トランクルームは非常に便利なサービスです。
正しい知識で安心して利用するようにしましょう。